行政書士求人トップ >> 条件/勤務先別 >> 開業に役立つ行政書士求人
就職や転職、開業を行うために、資格を取ることはとても有効な手段ですが、中でも行政書士の資格は独立開業に役立つものだと言えるでしょう。日本全国に3万人ほどの有資格者がいると見られている行政書士ですが、他の資格と比べても独立開業して業務を行っている割合が多いのが特徴です。
その理由の1つは、行政書士が扱う業務の分野の幅がとても広いので、専門分野に絞って個人個人が行っていけるということが挙げられます。たとえば、離婚関係を専門に扱うこともできますので、この分野でのエキスパートとなれば大きな事務所に所属する必要がなく、個人でも十分仕事を請け負っていくことができるのです。もちろん、大きな事務所であればより広範囲に仕事を探すことができますし、いろいろな分野を同時に担当できるのですが、顧客という観点から見ると、1つの分野に絞って開業している個人事務所の方が、専門性が高いと見て依頼しやすくなります。
また、独立開業に伴って必要となるものが少なく、事務所設立が簡単であるという点も上げられるでしょう。担当分野に関する専門資料をそろえて、事務器具一式やパソコン、事務所そのものがあれば、あとは特に必要なものはありません。少ない資金で開業できるのが大きな魅力と言えるでしょう。業務が少ないうちは、自分一人や家族に事務仕事を手伝ってもらって業務をこなせますし、顧客がついて仕事が増えれば事務員を雇えばいいという自由度もメリットです。
もちろん、独立開業するにあたっては、行政書士としての経験を積んで、業務を効率よく行えれば良いというわけではありません。それと同時に、広い人脈が必要となります。やはり顧客は、付き合いのある法人や法律事務所などから来ることが多いですので、開業までにしっかりと人脈作りをするようにしましょう。それぞれの分野に応じて、顧客が来るルートというのは異なります。不動産関連の仕事を行うのであれば、不動産会社や建設会社などとの人脈があると助かりますし、離婚問題を扱うのであれば弁護士などとのつながりも持っていると有利でしょう。開業をするにあたっては、人脈の有無がそれからの事業の成功に大きく関わってきますので、しっかりとこの点でも準備を進めるようにしましょう。行政書士が開業しても、3割ほどは1年以内に廃業してしまうという統計も出ています。しっかりとした準備をおこたるとうまくいかない世界ですので、開業資金のことも含めて前もって準備期間を取り周到に進めるのが賢明です。
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